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年代が上がるにつれて節電行動を多く行っている一方で、電気代も高いことが判明

「シニア層の節電実態」に関する調査結果を発表

2015年5月26日
みずほ情報総研株式会社

みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西澤 順一)は、2014年10月20日月曜日~10月23日木曜日の期間に実施した、東京電力管内の20歳以上の男女(約1,000名)を対象とした「節電に対する生活者の行動・意識に関する調査」に関し、このたび、第2弾として「シニア層(60歳以上)の節電実態」についての調査結果を発表いたします。なお当社では、2011年6月より生活者の節電行動の実態に関する調査を実施し、過去5回にわたり調査結果を発表していますが、「シニア層」に焦点を当てた結果を発表するのは、今回が初めてです。

シニア層は環境意識が高いとしばしばいわれていますが、今回の調査からも、年代が高くなるにつれて節電している人の割合が増加傾向にあることが判明しました。一方で、節電に取り組んでいるものの、若年層に比べてシニア層の電気代が高いことも明らかとなりました。さらに、今回は比較的容易に行動しやすい節電行動である家電製品の買い替えに着目し、家電製品の買い替え時における家族間の支援の実態を明らかにしました。

本調査の概要は以下のとおりです。

  1. シニア層(60歳以上)は、節電行動を多く行っているものの、電気代も高い
    • 年代が高くなるにつれて、平均より行動を多くしている人々*1の割合が増加。
      20代:18%、30代:28%、40代:31%、50代:29%、60代:35%、70代:39%
      1. *1エアコン、冷蔵庫、照明、温水便座、炊飯器、テレビを対象にした14項目の節電行動の中で11項目以上節電している人。
    • 年代が高くなるにつれて、ひと月あたりの電気代も増加(少人数世帯*2で比較)。
      20代・30代で最も多い価格帯  4,000円未満/月 (20代・30代の36%を占める)
      60代・70代で最も多い価格帯 10,000円以上/月 (60代・70代の34%を占める)
      1. *2少人数世帯=単身もしくは2人世帯
  2. 50代以上が利用しているエアコン・冷蔵庫の約2割は15年以上前のもの
    • 例えばエアコンと冷蔵庫について、10年以上の製品を利用している世帯は、20代・30代では2割程度であるが、40代以上になると、4割近くに上昇していた。特に50代以上では、15年以上前の製品が約2割程度を占めており、買い替えによる節電ポテンシャルが大きいと考えられる。
  3. 年代が上がるほど、家電製品の買い替え時に子や孫へ相談する機会が増加
    • 50代を過ぎると、家電製品の購入の際に子や孫に相談する機会が増え、70代では34%が子や孫に相談した経験がある。
    • 子や孫から家電製品をプレゼントされた経験は、70代が最も多く26%。
    • 祖父母や親から家電製品の購入について相談をされた経験は、特に20代~50代が多く3割前後。
    • 祖父母や親に家電製品をプレゼントしたことがあるのは、50代が最も多く34%。

当社の考察

今回の調査において、シニア層は、節電行動は多いが、一人当たりの電気代が高額になっていることが分かった。この要因には様々考えられるが、今回はその一つとして、古い家電の利用に着目したところ、エアコンと冷蔵庫では、50代以上の約2割が15年以上の家電を利用しており、節電ポテンシャルが大きいと考えられた。

一方で、家電の買い替えについては手間も多く、シニア層は腰が重くなりがちとも考えられた。
そこで今回の調査では、シニア層に身近である家族に着目し、家電購入に係わる支援についての実態を把握した。結果、50代を過ぎると、家電製品の購入について子や孫に相談する機会が増加し、70代では34%が家電製品の購入時に子や孫に相談した経験があった。

シニア層の家電製品の買い替えを通じた節電を支援するには、家電購入について相談を受ける子どもや孫世代である支援層に対して、シニア層の電気代や家電年数の実態、及び適切な節電方法や省エネ家電について情報を提供していくことが重要ではないか。

調査概要

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調査手法 インターネット調査
調査期間 2014年10月20日月曜日~10月23日木曜日
対象 東京電力管内の20歳以上の男女
有効回答者数 960名
有効回答者の属性 【性別】男性471名、女性489名
【年齢】20代:127名、30代:166名、40代:176名、50代:140名、60代以上:351名

主な調査結果

シニア層の節電意識・行動の実態

  • 節電行動について年代別にみると、年代が高くなるにつれ、平均よりも行動を多くしている人(14項目中11項目以上)の割合が高くなり、70代では4割近くとなった。
  • 一方で、昨夏の電気代については、年代が高くなるにつれ電気代が高くなっていた(少人数世帯を対象)。特に、10,000円を超える世帯は、20~30代が3%であるのに対し、60代以上では34%となっていた。

使用している家電の所有年数

  • 例えばエアコンと冷蔵庫について、10年以上の製品を利用している世帯は、20代・30代では2割程度であるが、40代以上になると、4割近くに上昇していた。特に50代以上では、15年以上前の製品が約2割程度を占めており、買い替えによる節電ポテンシャルが大きいと考えられる。

家族内での家電購入支援の実態

  • 50代を過ぎると、家電製品の購入の際に子や孫に相談する機会が増え、70代では34%が子や孫に相談した経験があった。
  • 子や孫から家電製品をプレゼントされた経験は、70代が最も多く26%。
  • 祖父母や親から家電製品の購入について相談をされた経験は、特に20代~50代が多く3割前後。
  • 祖父母や親に家電製品をプレゼントしたことがあるのは、50代が最も多く34%であった。



本調査の詳細については、「シニア層の節電実態」に関する調査結果をご覧ください。


本件に関するお問い合わせ

報道関係者からのお問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
広報室 石原 卓
電話:03-5281-7548
E-mail:info@mizuho-ir.co.jp

アンケート調査に関するお問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
環境エネルギー第1部 小山田 和代
電話:03-5281-5287

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