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小野寺敏雄(1999年入社)

当社社員から皆さんへのメッセージをご紹介します

一生懸命働くことで道は拓ける 小野寺 敏雄(おのでら としお)<聴覚2級>データ受付・仕訳・整理 1999年入社

小野寺の手話は切れ味がいい。小気味よいスピードと弾けるような笑顔が印象的だ。彼と同僚とのコミュニケーションは手話と筆談が主な方法だ。手話のできる人ばかりではないが、そこは持ち前の笑顔とファイトで着実に仕事をこなす。同僚たちもいつしか手話を習い覚え、簡単な会話ならできるようになるとか。オフタイムには、聴覚障がい者協会の広報部として「ろうあ者の心の扉」等の新聞を作るパワフルな小野寺に、仕事に対する考え方・取り組み方を尋ねた。

仕事探し

入社前1年間は、懸命に仕事を探していました。そのときはどんな仕事でもいいからと本当に藁にもすがる思いでした。そしてハローワークを通して、障がい者のための就職セミナーが開催されていることを聞き、会場へ足を運んだのがきっかけです。あのとき情報をくださったハローワークの担当者の方にはいくら感謝してもしきれません。

コミュニケーションをとる

小野寺 敏雄(おのでら としお)<聴覚2級>データ受付・仕訳・整理

入社できたことは嬉しかったのですが、実際仕事を始めるにあたり、健常者の方たちに混じって仕事ができるのか、不安でいっぱいでした。コミュニケーションをどうとればいいのかについても心配でしたし、仕事内容についていけるのかという点も正直怖かったです。しかし、理解ある上司や周囲の方たちのおかげで、だんだんそうした気持ちは薄らいでいきました。昼休みに僕が講師役になって手話のミニ教室を開いていただいたこともあります。それまで僕のように障がいをもつ人間と接する機会がなかった人たちに、スムースに受け入れて頂けたことは本当に嬉しく、同時にありがたいことだと思っています。

そうしたことから、時間はかかりましたし、もちろん今もいろいろと手助けをしてもらっていますが、仕事に対して少しずつ自信を持てるようになってきたというのが実情です。

理解してくれる仲間

僕は口話ができないため、主に筆談と手話を交えてサポートしてもらっています。難しい内容の文章のときは、みなさん意図的にやさしい文章に書き換えてくれます。また、わかりづらい僕の文章を一生懸命理解してくださろうと大切な時間を割いてくれます。

努力して働く

まずは、いろいろな会社を訪問したり、就職セミナーに参加してみましょう。採用されたら、真剣に仕事をしましょう。「あれがいやだ」「これが面白くない」といって不平不満をつぶやいても、事態はなんら変わりません。むしろ、悪化するかもしれません。まずは、あなたが一生懸命に努力して働くことが大事です。そうしたあなたの真摯な姿に接していると、いつのまにか周囲の人たちもあなたを自然に受け入れ、さりげなくサポートしてくれるようになります。とにかく、もてる力の限りを尽くして懸命に仕事をすることです。必ず道は拓けます。きっとあなたに合った職場がみつかると思います。けっしてあきらめないで、がんばってください。

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