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ワークショップ「LCA手法を活用した環境負荷可視化に係る最新動向と今後の取組に向けて―欧州環境フットプリントとLCAデータベースの国際協調―」開催のご案内

開催趣旨

欧州委員会が主導してきた「環境フットプリント」は、2016年中にパイロット事業が完了し、2017年以降の活用検討に向けて動きが加速している。環境フットプリントは、これまで我が国が取り組んできた地球温暖化を重視したライフサイクルアセスメント(LCA)の評価では無く、水や資源、人間健康等、温暖化以外の複数の環境影響評価(マルチクライテリア)も含めたLCAベースの評価手法である。欧州委員会は、2013年に基本的な算定ルールを定めた製品及び組織の環境フットプリントの手法論ガイドを発行し、同年11月から製品分野別、業種別の詳細な算定ルールの策定や算定結果の消費者等へのコミュニケーション方法等の検討を目的にパイロット事業を実施してきた。2016年はパイロット事業の最終年にあたる。

他方、国連環境計画(UNEP)は、このような動きと並行し、LCAデータベースに関する国際協調を進めている。データベースは、事業者がLCA手法を効率的に実施する上で不可欠なものであり、我が国でもこれまでに政府主導や民間レベルで作成されたデータベースが公開されており、支援ツールとして事業者等に利用されている。現在、国際的に複数のLCAデータベースが存在する中、UNEPでは各国の政府及びデータベースの専門家を交えて、データベースの相互利用に向けた議論・検討を開始している。

このようにLCA手法を活用した環境負荷可視化の取組では、マルチクライテリア評価に対する取組が進むとともに、その結果のコミュニケーション方法や使用するデータベースの相互利用の検討など、欧州を中心に大きな変化点に差し掛かっていると考えられるが、我が国でも温暖化等の環境問題へのさらなる対応に向けて、事業者がLCA手法を活用して環境負荷低減をはかり、これまでの製品使用時や工場サイトの環境負荷低減だけではなく、製品の上流の材料調達や使用済み製品からのリサイクルにより、さらなる環境負荷の低減を促進する動きが進みつつある。

本ワークショップでは、環境フットプリントの動向やUNEPによる国際的データベース協調に関して、経済産業省事業で実施している関係者との対話や国際会議への出席等を通じ、その最新動向を紹介する。さらにこのような国際的潮流の中、我が国で先進的にLCA手法を活用した環境負荷の可視化を通じた戦略を進めている事業者に、自社内の取組内容を紹介いただく。

なお、本ワークショップは、経済産業省の委託調査「平成27年度グリーン貢献量認証等制度(環境負荷可視化に係る国際動向への対応事業)」の一環として、受託者であるみずほ情報総研が運営する。

開催要項

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日時 2016年2月18日 木曜日 13時00分~17時00分
会場 航空会館 大ホール
(東京都港区新橋1-18-1)
定員 150名[事前登録制]
  • *希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。
参加費 無料
主催 経済産業省
後援 LCA日本フォーラム、日本LCA学会
運営 みずほ情報総研株式会社
参加申込 参加受付は一般社団法人未踏科学技術協会で行っております。
以下の外部Webサイトからお申込みください。

プログラム

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時間 内容
13時00分 開催挨拶 経済産業省
13時10分 開催趣旨説明 工学院大学 教授 稲葉 敦
第1部:材料調達・資源循環による環境負荷低減に向けた取組
13時20分 「鉄鋼素材による環境負荷低減への取り組み(仮)(鉄鋼業界)」
日鉄住金総研株式会社 参与 環境・エネルギー部長 岡崎 照夫
13時45分 「原材料調達の持続可能性とレジリエンス(仮)」
株式会社資生堂 サステナビリティ戦略部 大橋 憲司
第2部:環境フットプリントの最新動向
14時10分 「IT機器を中心としたパイロット事業の動向」
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 環境戦略センタ
センタ長 並河 治
14時35分 「各パイロットの検討状況」
一般社団法人産業環境管理協会 LCA事業推進センター 山岸 健
15時00分 (休憩)
第3部:国際的なデータベース枠組みの最新動向
15時15分 「UNEPによるLCA-DBネットワーク構想 背景と今後の展開」
みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第2部 古島 康
15時40分 「DBの国際的な相互利用に向けた課題と展望」
国立研究開発法人産業技術総合研究所 社会とLCA研究グループ
グループ長 田原 聖隆
16時05分 総合討論
16時50分 閉会挨拶

お問い合わせ

みずほ情報総研株式会社
担当:環境エネルギー第2部(内田、深田)
電話:03-5281-5329

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