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製品環境評価ツール「LCA-Passport」 背景

エネルギー使用製品のエコデザインに関する指令(EuP指令)などの世界的に広がる製品環境規制や、顧客や消費者における環境意識の向上を背景に、最終製品・サービスを提供する企業が調達段階での環境配慮を要求しつつあります。例えば、EuP指令ではエネルギー使用(電気、化石燃料などのエネルギーを使用することにより機能する)製品に対して、そのライフサイクルを通じての原材料・部品の使用や排出物、廃棄物の発生を定量的に評価するとともに、それらを設計に反映することを要求しています。また、自動車会社の中には、サプライヤー企業に対して、グリーン調達ガイドラインを通じてライフサイクルアセスメント(LCA)データの提供を求める企業も現れてきています。

このような背景のもと、みずほ情報総研では、特に部品組立メーカーの設計担当者を対象とした製品環境評価ツール「LCA-Passport」を開発しました。これまで実施されてきたLCAのほとんどは、企業の環境部などの環境関連部署が特定の製品・サービスを差別化する目的で多くの費用を投入して試験的に実施したものでした。しかし、これからは各事業組織の設計担当者が顧客要求に応えるために設計情報としてLCAの実施を求められることになります。

今般ご紹介する製品環境評価ツール「LCA-Passport」はMicrosoft Excel上で動作する簡易LCAツールです。みずほ情報総研は、「LCA-Passport」をはじめとするLCA関連ソリューションを通じて、お客さまの価値向上を目指した活動を支援してまいります。

ライフサイクルアセスメント(LCA)とは?

LCA(ライフサイクルアセスメント:Life Cycle Assessment)とは、原材料の採取(鉄鉱石の採掘等)から製造、使用および廃棄に至るすべての過程(すなわち、人間に例えるならばゆりかごから墓場までの全生涯)を通して、製品が環境に与える負荷の大きさを定量的に整理、評価する手法のことです。環境保全を進めるためには、製品のライフサイクル全体を通して、環境に与える負荷の大きさを評価し、その削減を進めていくことが不可欠です。

本来、ある環境対策が本当に環境にとって望ましいものかどうかは製品のライフサイクルを通して評価しなければわかりません。使用時に環境負荷を低減しているようでも、製造時や廃棄時等で環境負荷を増大させている可能性もあるからです。このような誤った対応(選択)を防ぐには、LCAは効果的な評価方法でしょう。LCAは環境対策を進めていくために重要なツールと考えられます。

ライフサイクルアセスメント(LCA)とは?

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